【昭和体験談エピソード7】昭和では、そんな場所でもたばこが吸えた!?

エピソード

昭和時代の何気ない日常を知りたい!残したい!

そんな思いから、昭和時代を過ごしてきた方の体験談エピソードを紹介していきます。

「あ~、そんなことあったな」と共感したり、「そんな時代もあったのか!」と驚いたり、この企画が昭和という時代を身近に感じ、それぞれの思いで楽しむきっかけになれば幸いです。

今回は、たばこについてのエピソードを紹介します。

"今では駅でも喫煙所がありますが、私が子供の頃はそんなものはありませんでした。私は学校に電車で通いますので、駅のホームに大人達と共に並んでいましたが、並んでいた何十人という大人はタバコを吸っていました。吸い殻は線路に捨てていましたので、線路へたまに駅員が降りて掃除をしていました。電車の中でもタバコを吸っていましたので、外から車内を見ると白い煙の中に乗客がいる今ではすごい光景ですが、当時はそれが当たり前と思っていました。"
(昭和43年生まれ 男性)

今回のエピソードはいかがでしたか?

今では見ることができないような光景ですが、エピソードにもあるように昭和時代では電車の中でも喫煙できていたようです。

最近では、完全禁煙のお店が多くなりましたし、路上禁煙地区と決められている場所も増えています。

たばこ屋の名残がある味のある建物もよく見られ、ふとした時に寂しさを感じる人もいるのではないでしょうか。

タバコの値段も、1969年には100円以下、1982年には200円以下であったのに、最近では500円以上の銘柄も多いです。

喫煙者の「肩身が狭くなったなぁ」という言葉を聞いたことがありますが、受動喫煙の心配をすることが減り、多くの人にとって良い時代へと変化したとも考えられますね。

筆者は喫煙者ではありませんが、喫茶店の「たばことコーヒーの混ざった香り」が好きなので、少し寂しく思っています。

今では想像もつかないような光景が伝わる、たばこに関する貴重なエピソードでした。