【昭和体験談エピソード6】おつかいの思い出、豆腐を買うときはボウル持参

エピソード

昭和時代の何気ない日常を知りたい!残したい!

そんな思いから、昭和時代を過ごしてきた方の体験談エピソードを紹介していきます。

「あ~、そんなことあったな」と共感したり、「そんな時代もあったのか!」と驚いたり、この企画が昭和という時代を身近に感じ、それぞれの思いで楽しむきっかけになれば幸いです。

今回は、おつかいについてのエピソードを紹介します。

"小さい頃、住んでいた団地の近くの商店街までお母さんからお使いを頼まれる事がありました。1つ年上の姉と一緒にお豆腐を買いに行ったことを思い出します。

ボウルを持って行って、その中に水の中にあるお豆腐を入れてもらい、上に新聞紙の切ったものを乗せてもらっていました。今考えると不潔な感じがしますが、昔はそのスタイルでした。

お釣りはお小遣いとして貰える時があったので、商店街の入り口付近にあった当たり付きのパチンコ台で遊ぶのが楽しみでした。"
(昭和44年生まれ 女性)

※あくまでも個人のエピソードです。昭和時代を過ごしたすべての人に当てはまるとは限りません。

今回のエピソードはいかがでしたか?

最近では、小さい子どもがおつかいをする内容のテレビ番組にさえ「虐待だ」という意見を持つ人もいるようですが、昭和時代では、子どもがおつかいを頼まれて買い物をするという光景は当たり前のように見られていたといいます。

また、スーパーやコンビニでパックに入っている豆腐を買うことがほとんどであり、ボウルを持参して入れてもらうことが信じられないという若い人も多いのではないでしょうか。

「新聞紙をのせる」といった点も、あるものを最大限に活用していた昭和ならではです。

”たまに貰えるおつりでパチンコ台で遊ぶ”という、昭和らしさの漂う小さな楽しみが素敵なエピソードでしたね。