【昭和体験談エピソード4】今の車では聞くことができないキンコン音

エピソード

昭和時代の何気ない日常を知りたい!残したい!

そんな思いから、昭和時代を過ごしてきた方の体験談エピソードを紹介していきます。

「あ~、そんなことあったな」と共感したり、「そんな時代もあったのか!」と驚いたり、この企画が昭和という時代を身近に感じ、それぞれの思いで楽しむきっかけになれば幸いです。

今回は、車の懐かしい音についてのエピソードを紹介します。

"車の運転に関する昭和エピソードです。

昭和時代に発売されていた車は時速100km以上になると、「キンコンキンコン、キンコンキンコン」と速度注意を促す警告音のようなものが鳴りました。

おかげで高速道路を走っていると、キンコンキンコンと鳴りまくって煩わしいと感じていたものです。

今の車だと時速100kmを越えてもそういった音が鳴る事はなく、キンコン音こそ昭和時代を思い出させてくれるエピソードだなって思います。"
(昭和47年生まれ 男性)

※あくまでも個人のエピソードです。昭和時代を過ごしたすべての人に当てはまるとは限りません。

今回のエピソードはいかがでしたか?

エピソードにも出てきたキンコン音は「速度警報装置」と呼ばれ、1975年から1986年の間、義務付けられていたようです。

速いスピードに対しての注意喚起を目的としており、普通自動車ではおよそ時速100㎞、軽自動車の場合ではおよそ時速80㎞を超えた場合に警報音が鳴るようになっていました。

安全運転への意識が高まりやすいといった利点がありそうですが、高速道路で長時間運転する際には少しストレスを感じてしまいそうです。

今の車にはそのような装置がついていないため、静かで快適な運転ができるかもしれませんが、昭和の懐かしいキンコン音が恋しいと思う人も少なくないかもしれませんね。