【昭和体験談エピソード3】電話といえば固定電話だった頃

エピソード

昭和時代の何気ない日常を知りたい!残したい!

そんな思いから、昭和時代を過ごしてきた方の体験談エピソードを紹介していきます。

「あ~、そんなことあったな」と共感したり、「そんな時代もあったのか!」と驚いたり、この企画が昭和という時代を身近に感じ、それぞれの思いで楽しむきっかけになれば幸いです。

今回は、電話についてのエピソードを紹介します。

"昭和の時代は全て自宅では固定電話だった。

他の家も固定電話で、かけホーダイというプランさえなかった。用事があるときに電話をかけるだけで、普段は人と人の直接のお喋りを大切にし、電話で遠くから話すという動作はあまりなかった。

アナログの時代が基本で、固定電話にも留守番電話機能つきではなかったため、電話がかかってきたら取るか取らないか迷う時代ではなく、取るのが当たり前だった。

電話代というものを気にすることはなく、電話にお金がかかる時代でもありませんでした。"
(昭和61年生まれ 女性)

※あくまでも個人のエピソードです。昭和時代を過ごしたすべての人に当てはまるとは限りません。

今では、ほとんどの人がスマートフォンを持ち、電話だけでなくチャット機能なども使って連絡をしています。

固定電話を置いていないという家も増え、留守番電話機能を使ったことがない人も少なくないのでしょう。

誰かに用事がある時、その個人へ簡単に連絡ができるという意味では、昔に比べてとても便利になっているといえます。

しかし、固定電話にかけたところ、話したい相手の家族が電話に出てしまって緊張してしまう。そんな思い出が共有できなくなるのはなんだか寂しい気もしますね。