【昭和体験談エピソード16】子ども1人で登降園⁉昭和のびっくりエピソード。

エピソード

昭和時代の何気ない日常を知りたい!残したい!

そんな思いから、昭和時代を過ごしてきた方の体験談などを紹介していきます。

「あ~、そんなことあったな」と共感したり、「そんな時代もあったのか!」と驚いたり、この企画が昭和という時代を身近に感じ、それぞれの思いで楽しむきっかけになれば幸いです。

今回は、昭和時代ならではの子どもの生活に関するエピソードを紹介します。

"当時、幼稚園の年長の時(6歳くらい)。朝、自宅から徒歩5分くらいでとても近くの幼稚園まで1人でお弁当を持って、登園していた。

幼稚園が終わると先生も何も言わずに1人で自宅まで普通に帰っていた。幼稚園が終わり自宅に帰った後は、自宅にあるおやつになりそうなお菓子を持って徒歩10分くらいの友達の家に1人で行き、その友達の家で夏場はプールをしたりして、夕方のチャイムが聞こえると1人で歩いて自宅まで帰っていた。

当時の治安はよかったんだなと、子供が1人で歩いていてもなんの違和感もない時代だった。今では、無理な話だと思う。"
(昭和57年代生まれ 女性)

※あくまでも個人のエピソードです。昭和時代を過ごしたすべての人に当てはまるとは限りません。

今回のエピソードはいかがでしたか?

自宅から徒歩5分とはいえ、6歳くらいの子どもが毎日自分で登降園しているのは、今では考えられないのではないでしょうか。

昭和時代を過ごした人は、当たり前のように1人でおつかいに行っていたり、1人で友だちの家に遊びに行ったりしていたという思い出があるようですが、今では周りの大人が止めることが多いですよね。

昭和が本当に治安が良かったのか、実際のところは分かりませんが、近所との繋がりが濃かった時代だから紹介できたエピソードなのかもしれません。

平成や令和の親は過保護といわれがちですが、多くの子どもたちの安全が確保されていて昔よりも安心できる世の中になったのだと思います。

それでも、5分ほどの距離の道を覚え、おやつになりそうなものを自分で選び、夕方のチャイムを聞いて自分で帰る、これらのことが自然と身につく昭和時代は偉大だと感じています。