【昭和体験談エピソード11】今だったら大問題!?少年野球の指導方法。

エピソード

昭和時代の何気ない日常を知りたい!残したい!

そんな思いから、昭和時代を過ごしてきた方の体験談などを紹介していきます。

「あ~、そんなことあったな」と共感したり、「そんな時代もあったのか!」と驚いたり、この企画が昭和という時代を身近に感じ、それぞれの思いで楽しむきっかけになれば幸いです。

今回は、子ども時代に少年野球をしていた方のエピソードを紹介します。

"少年野球を小学3年生から6年生までやっていましたが、今では考えられない事が行われていました。

夏場の水分の制限をはじめ、今ではひざを痛めるから禁止されているウサギ跳びもホームベースから1塁、2塁、3塁、ホームベースと長い距離をやらされていました。

ちょっと教えたプレーと違うことをしてしまったら、カミナリのごとく怒鳴られました。
バットでお尻をたたくのは日常茶飯事で、バットで頭をたたかれた事が私にはあります。"
(昭和43年生まれ 男性)

※あくまでも個人のエピソードです。昭和時代を過ごしたすべての人に当てはまるとは限りません。

今回のエピソードはいかがでしたか?

昭和時代の頃は、「運動中に水分補給をするとバテる!」と指導されることが多かったとよく耳にします。

また、語り手の方のようにバットで叩かれたり、人によってはげんこつや竹刀が出てくることも日常的なことだった時代だったようです。

うさぎ跳びも、足腰を鍛えるトレーニングとして導入することが多かったようですが、その根拠はなかったとされています。

根性論が浸透していたことが伝わる体験談ですよね。

今では、先生やコーチなどの指導側が手を出せば、体罰として大問題になりますし、水分補給も積極的にするよう言われるようになったため、子どもが安心して過ごせる環境が整ってきているのかもしれません。