昭和時代の何気ない日常を知りたい!残したい!
そんな思いから、昭和時代を過ごしてきた方の体験談などを紹介していきます。
「あ~、そんなことあったな」と共感したり、「そんな時代もあったのか!」と驚いたり、この企画が昭和という時代を身近に感じ、それぞれの思いで楽しむきっかけになれば幸いです。
今回は、アイスについてのエピソードを紹介します。
"大人になってもアイスが好きな私は昭和時代からずっとパピコを食べています。
昭和時代のパピコといったら今とは違ってめちゃくちゃ固いアイスでした。
先端の部分をちぎったあとは奥歯でパピコを何度も何度も噛んで柔らかくしないと味わえません。ただこれも最初の内だけで下の太い部分を柔らかくするには歯は使いにくいのです。結局、チュウチュウと吸いながら味わうしかないのです。結果どうなるかというと味のない氷のみが残ることになります。
現代のパピコは柔らかくて本当に食べやすいです。"
(昭和51年生まれ 男性)
※あくまでも個人のエピソードです。昭和時代を過ごしたすべての人に当てはまるとは限りません。
今回のエピソードはいかがでしたか?
パピコといえば、今でも多くの人に愛されている王道のアイスですが、明らかな食感の違いがあるのは驚きです。
江崎グリコの公式サイト上にある情報から調べてみたところ、1974年に発売した乳酸ミルク味がパピコの始まりで、チョココーヒー味が販売開始したのは1977年でした。
発売された頃は、語り手のエピソードにもある固いアイスだったのでしょう。
そんな固かったパピコも1998年から改良を重ね、今のような柔らかいアイスとなったようです。
これから夏を迎え、気温が上がっていくにつれアイスが食べたくなることも増えるかと思います。
そんななか、夏真っ盛りである8月5日は「パピコの日」です。
どのアイスを食べようか迷った時には、昭和時代から進化し続けているパピコを選んでみてはいかがでしょうか。
【参考リンク】
・なめらかな食感と冷たさで、心身をリフレッシュさせる「パピコ」ブランド通信(江崎グリコ)
https://www.glico.com/assets/files/brand_papico.pdf